地域電力支援
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地域の資源やエネルギーが経済的に循環する「持続可能な循環型社会づくり」を目指していく。
ワタミエナジーは、「持続可能な地域循環型社会づくり」を目指していきたいという思いのもと、電力事業を通じて地域電力会社の支援を行っています。 2016年には、大分県臼杵市で「うすきエネルギー」を設立、2017年には岐阜県美濃市の「みの市民エネルギー」に出資しました。電力事業のご支援だけではなく、再生可能エネルギーの開発などの取組みを通して、それぞれの地域の資源やエネルギーが経済的に循環する「持続可能な循環型社会づくり」で地域が元気になることを目指していきます。
こういった思いに共感し、これからの地域の活性化を 行っていくための協力や支援に興味のある方は是非ご連絡下さい。
地域支援電力への思い
うすきエネルギー(株) 小川 拓哉(写真中央)
うすきエネルギーにはどのような経緯で入社しましたか?
昨年にワタミエナジー内の組織変更の中で、これからどのようにしていくのかということを考えたときに、臼杵は環境がとても良い場所なので、ずっと臼杵に根差して、臼杵で暮らしていきたいという思いが強くなりまして、ワタミエナジーを退職してうすきエネルギーに入社しました。
うすきエネルギーでは、どのような思いで仕事をしていますか?
うすきエネルギーは、地域で作った電気を地域の皆様に届ける地域電力会社です。私の仕事としては、新規の電源開発、お客様との窓口や新規メニューの開発などを主に担っています。会社を運営していくなかで、電力や経済が大都市に一極集中するのではなく、地域のなかで循環させたいと考えています。それにより、地域の課題である人口減少や高齢化に抗うことが出来ると信じています。
毎日の仕事の中で、やりがいは何でしょうか?
地域の中で新しい仕事、事業を立ち上げていくというのが、自分の仕事の醍醐味だと思っています。これからは、それに加えて、うすきの名産を全国に紹介していく等、様々な人達を巻き込み、地域が笑顔になり、一緒に成長していけるような取り組みを行い、事業を展開していきたいと思っています。
うすきエネルギーの現状と問題点は何だと思いますか?
現状、うすきエネルギーは、電力小売事業としては、公共施設、工場・事業所などの民間施設含めて、一定程度の規模のお客様を確保できておりまして、ある程度事業は安定してきました。問題点は、なかなか市民の皆様にうすきエネルギーが浸透していないことです。今後は市民の皆様や小規模な事業者様に向けても、うすきの電気を届けるべく取り組んでいきます。
将来はどういうことを行っていきたいですか?
市民の皆様にも、うすきエネルギーを知っていただくために、市民向けの料金プランなどを展開するとともに、電気の供給者としての事業基盤を確立したいと考えています。その中の一つに、災害時でも分散電源や一部送電線の機能を持つことで、地域内に安心して電気をお届け出来る、しかもそれが臼杵の再生可能エネルギーの発電で作られた電気で補える、こういった取り組みを積み重ねて、経済も地域内で循環する世界を創りたいです。
支援企業
うすきエネルギー株式会社
エネルギーの地産地消による、地域の活性化を目標とし、未活用となっている木材や醸造副産物などのバイオマス資源を活用した電力の調達を目指します。調達した電力は、臼杵市内に供給し、地域とともに事業を成長させていくことを目指します。
陸前高田しみんエネルギー株式会社
陸前高田しみんエネルギーは電力を通して地域振興を行うことを目的として設立されました。復興と発展に思いを寄せる市民と民間事業者、市内の公共施設等に電気を供給しています。その売上の一部を障害者支援や文化スポーツ振興、農林水産物ブランド化支援といった地域づくりのために還元していきます。今後は木質バイオマスや太陽光といった再生可能エネルギーの小規模プラントの設立も構想しています。
他順不同敬称略
お問い合わせ先
地域電力事業にご興味のある方は、ぜひ下記までご連絡ください。
地域電力支援の受付窓口
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