ワタミエナジー株式会社

事業展開

ワタミエナジーの活動

ワタミエナジーでは、持続可能な循環型社会の構築を目指すという目標のもと、環境負荷を軽減するための取り組みや、再生可能エネルギー事業として風力発電設備の開発・建設・運転管理などにも取り組んでいます。
また、ワタミグループ全体で取り組んでいる「6次産業モデル」(※下図参照)を支える存在として、グループで使用するエネルギーを全て再生可能エネルギーでの運用をまかなうことで、「RE100」の達成を目指しています。

ワタミモデル

事業拠点

ワタミエナジーが届ける自然エネルギー

1.風力発電 ワタミの風車「風民」

ワタミグループのCO2削減と日本で停滞している再生可能エネルギーの普及促進に寄与することを目的として、2012年3月にワタミグループで再生可能エネルギー発電所第1号となるワタミの夢風車「風民(ふーみん)」が稼動しました。発電された電気の環境価値はワタミの本社や工場で使用され、実質再生可能エネルギー100%の達成に寄与しています。


2.太陽光発電 ルーフソーラー

ワタミエナジーは風力発電に続き、2013年から太陽光発電を開始しました。現在はワタミグループの食品工場「ワタミ手づくり厨房」を含む全国6ヶ所にルーフソーラーを設置しています。発電された再生可能エネルギーは2016年からの電力自由化にともない、個人の家庭への販売も開始し、再生可能エネルギーの普及を目指しています。

3.太陽光発電 ソーラーシェアリング

ワタミエナジーは「ワタミオーガニックランド」のブドウ畑に太陽光発電のソーラーシェアリングを設置しました。「ワタミオーガニックランド」は東日本大震災により、甚大な被害を受けた陸前高田市今泉北地区の土地復興に寄与するため、日本最大級の農業テーマパークとして2021年4月にオープンいたしました。
ソーラーシェアリングで発電された再生可能エネルギーは「ワタミオーガニックランド」で自家消費し、ワタミの循環型6次産業モデル実現に寄与します。

4.うすきバイオマス発電

2021年6月から、大分県臼杵市でバイオマス発電所を稼働しました。
バイオマス発電は、発電時にチップの燃焼に伴いCO2を排出しますが、原料とする木材が生長時に吸収した大気中の炭素であるため、『カーボン・ニュートラル(炭素中立)』な発電方法と言われています。
導入したバイオマス発電所は小型のため、海外から大規模に原料を輸入するのではなく、地域の間伐材由来のチップを原料とするため森林減少・劣化を伴わない持続可能な取組みです。