ワタミエナジー株式会社

林業

森林の保全と地域産業の活性化

ワタミエナジーの林業では、豊かな森林にするために、苗木を植え、下刈り、枝打ち、除伐、間伐を行いながら持続可能な森林を維持管理し、森林再生活動に取り組んでいます。その森林再生活動の中で、間伐材等由来の原木については、木質チップにし、ワタミエナジーの臼杵バイオマス発電所で発電を行い、電力の地産地消で地域産業の活性化を目指しています。

日本の林業の問題点

森林は、水源の涵養、木材等の生産等の多面的機能によって、生活に大きな貢献をしています。一方で、人工林を中心に、手入れの遅れや地球温暖化の進行により、多面的機能の質が下がってきている一面もあります。質を確保するためにも、国内の豊富な森林資源を循環利用することが重要な課題となっています。

ワタミの林業への思い

「臼杵林業事務所」川野 雅典(写真左下)

ワタミで林業を始めようと思ったきっかけはなんでしょうか?

もともと実家が自伐林家(※1) だったので関心はありました。最初はお手伝い程度で、なんとなく始めて見ると、とても楽しくて、やりがいがある仕事だと気づきました。
※1:自伐林家(じばつりんか)とは
おもに自分の持ち山で、伐採から搬出、出荷まで自力で行なう林家のこと。

うすきの森で行っている作業にはどんな役目、意味があるでしょうか?

森は海の大切な仲間であり、地球環境の要の一つだと思っています。川が運ぶ森の養分が海や湖へ流れ、植物プランクトンを育み、プランクトンを魚等の多種多様な生き物が糧としています。林業の過程で植樹から伐採までを行い、山をきれいにすることを通じて海産物が豊富になり、それを一つの基準として地域産業が発展すると思っています。

林業の今後の問題点はなんでしょうか?

いろいろありますが自分が思うのは、後継者不足と木材価格の低落が問題だと思います。

林業全体の問題の中で、うすきの森が置かれている状況はどうでしょうか?

うすきの林業も全体の問題と同じで状況は厳しいですが、先人が植林をしてくれた思いを受け継ぎ、大切にすることで次に繋げていきたいと思っています。

その問題に対しての取り組みはありますか?

後継者不足に対しては、ワタミエナジーでは、20年度も2名を新規採用していますが、1年間の森林アカデミーでの研修を条件にしております。基本を学び、安全作業を優先し、待遇面の改善で後継者を育成しています。また、木材価格の下落に対しては、為替が円安になれば、外国の輸入材に比べて、価格競争力が出て、国産材の価値が高まると考えております。

今後はどういうことを行っていきたいですか?

林業を通じて森を豊かにしていく中で、新規雇用の創出と地域産業の活性化をするために、地域コミュニティとの繋がりを深めていき、地域を巻き込んで林業の6次産業化に挑戦していきたいと思っています。

一本の木が切られるまで

下刈り

苗木の周りの雑草を下刈機で刈り取る作業のこと。

除伐

育成途中の幼い木、いわゆる幼齢木を守るために育成する木以外の木を切ること。

間伐

木が混みあって日の光が当たらなくなることでの生育不足となるのを防ぐために、一部の木を切って間引く作業のこと。

伐採

樹齢60~70年となった杉や桧など伐採時期を迎えた原木は、木の根元から切り倒されます。

お問い合わせ先
臼杵事業所
  • 0974-24-3020

  • 受付時間:月~金 午前10時〜午後5時(土日・祝日、年末年始は休み)
  • ※電話番号のお掛け間違いにご注意下さい
  • 〒875-0216 大分県臼杵市野津町大字亀甲4013−1